最後の気付き

f:id:ar50mama:20211021190023j:plain


凄く眠たくて…寝落ちしそうな夜、スマホを枕元に置く寸前にモニターをチラリ見たら、うつが関係するマンガが映っていて気になってしまった。

可愛い絵柄でTwitterで閲覧出来る(ただ)という事もあり、軽い気持ちで読み始めたら、色んな意味で眠れなくなった。

しばらくして娘に「まだ起きてるの?」とふすま越しに言われたので「スマホのマンガにアドラー出てきてなぁ」というと「そんなん読んだらあかん」と不快そう。

アドラーはトラウマの存在を否定している。だからだろう。

案の定、いい歳をして過去の事をブログにつらつらと書いている自分が恥ずかしくなったところだった。

 

しかし過去の事をまた一から(自分のブログで吐くのではなく)話さなければいけない時が近々来る。

精神科を転院する事になったから。

円満退社という言葉があるが、今回は円満転院という事になる。

(患者の立場で言うと医療側が言うドクターショッピングが起きてしまうのは致し方ないと思っている)

引っ越しで遠方になってしまったが、がんの告知を受けた後もちゃんと通えていた。新型コロナ禍に入る前は。

先生もクリニックも、私の身体を気遣ってくれ、色々な我がままを許して頂いていた。しかし、いつまでも甘えていられない。

そして私自身、もっとこまめに通う事の出来る、カウンセリングもして頂ける、近所の「かかりつけの精神科」が必要だと思った。

 

先日、娘に事務的な事でクリニックへ行ってもらった時、看護師さんに

「お母さんとは長いお付き合いだったけど、あなたの事ばかり心配していた。立派なお医者さんになってね」と言われたらしい。

帰ってきた娘が「そういえば先生も『あなたが元気ならお母さんも安心する』って言うてたな」と言った。

お世話になった約10年間を思い返しジーンとする一方で

これはまずいんじゃないか…と思った。

確かに私は診察室に入ると娘の事(彼女の様子や喧嘩した事等)から話す事が多く、先生に「で、あなた自身はどうなん」と制される事が多々あった。

それらは、私の自尊心の低さから「医療者は目の前の私ではなく、こんな私と暮らす未来ある若者の方を憂慮しているのだろう」という思い込みからそうなってしまっていたのだという事に気づく。

娘は娘でヤングケアラーとして一人で診察室へ入りフォローして頂いていたというのに。

自分は重たい親なんだなと改めて自覚した。

はからずもこれが先生のかかりつけ患者としての最後の気付きとなった。

 

photo : iPhone7 2021年10月某日 ピスタチオ好きの私に娘が買ってきたアイス

 

私のこと

病院は第6波に備えている

f:id:ar50mama:20211016223612j:plain


昨日は、がんの主治医に書いてもらった紹介状を持ち、手術をした病院内の眼科へ行ってきた。

 

8月半ばのある日、薬局でお薬を待っている間、壁に貼ってある「加齢黄斑変性」(嫌なネーミング!)チェックシートで何気なく両目を交互にチェックした。

…右目が歪んで見える…

 

※こちらにチェックシートありました↓

jp.rohto.com

自覚症状はあった。「また老眼が進んだ?」と軽く考えていた。(いやそれでも放置はアカン)

その頃はワクチン2回目を済ませたものの、デルタ株による第5派で日に日に感染者数が増えているタイミングだったと思う。

そして、感染者数が落ち着いてきたところで、主治医に相談したら、以前書いたように、別の検査をしなければならなくなった。

ar50mama.com

そして昨日、ようやく目の検査にたどりついたわけだ。

3年ぐらい前にリーディンググラスが必要になるも、眼鏡屋さんで度数を測ってもらい買っていた。

眼科にお世話になったのは結膜炎の時だけだ。あとは娘の付き添い。

 

初めて入念に検査してもらい、判った疾患名は「加齢黄斑変性」ではなく「黄斑前膜」という名前だった。

www.47news.jp

上リンクのタイトルにあるように進行が遅いらしく、手術をするかどうか考える時間はあるものの、私はある事が気になりその場で手術する事を決めてしまった。

それは、健康なはずの左目がかなりの近視、しかも乱視と言われたからだ。

ショックだった。視力がいい事だけが取り得だったのに…(ではなく)

今でも検査ミスではないかと少し疑っている。

右目のせいで、左目を酷使してしまっていたのかもしれない。

あと、「あいにく今、手術の予定が詰まっていて空きが無く、他の病院で手術してもらう事になる」と言われた事。病院も(そして患者も)第6波が来るのを想定している。

幸い、手術先となる病院はうちの近所で評判のいいところだった。

「そこも手術の予定が詰まっていて、たまたま空きが出て「では2日後」となるかもしれないし数ヶ月先になるかもしれない…第6波までに間に合えばいいけど」と先生。

 

家に帰る途中に、手術費用の事を全く考えていなかった事にハッと気づく。

今のところ、こつこつと貯めたお金で何とか払えそうだが、元々、がん治療で何かあった時の為の入院費や娘の大学生活でまとまったお金が必要な時の為に蓄えているので、10年いや5年で必要なくなるかもしれない自分の目に使うのは惜しい気がした。

ただ私は知っているのだ。

今は亡き先輩方がその日が訪れるまでSNSで発信していり、本を読んでいた事を。

目は大事にしておいた方がいいのかもしれない。

 

photo : iPhone7 2021年9月某日 お散歩中にて

 

私のこと

母、動く

f:id:ar50mama:20211010201005j:plain

 

先日、久しぶりに母から電話があった。

 

「体調はどう?」

「天気はどう?」と同じようなトーンでそれを言い、母はすぐに本題に入った。

「最近、色々と動き辛くなったので施設に入ろうと思う」

これはまた…という感じだった。

 

前回の電話でのメインテーマは、壊れた自転車を直してくれたご近所さんへのお礼を買いに地下鉄に乗ってデパ地下へ行った話、だった。

元々、私よりずっとアクティブな人だ。

 

またかまってちゃんかな…と思うも、弟にもその話をしたと聞いて、本気なんだと驚いた。

すぐさま弟が県境を越えて来て「年金額や貯金額等は?」「どのあたりの施設がいい?」と聞いたという。

…弟、もしかしてこれ↓読んだの?

toyokeizai.net

冗談はさておき。

 

母は弟の妻と娘に嫌われていて、同居できずに一人暮らしをしている。

 

結婚前から弟夫婦は「早いうちに母と同居する」と言っていた。

しかし、数年前に弟から「オカンをそちらの近所に住まわせて欲しい。経済的な事は俺がちゃんとするから」と相談があった。

 

母は母で、親戚らから「男の子は結婚したらおわり。やっぱり娘やで。○○ちゃん(私)と仲良くしぃ」と言われたと私と会いたがるようになった。(正直)

 

私は、親の老後の為に一銭も出せない罪悪感と義妹への同情で仕方なく承諾した。

 

母は過去の事で私に恨まれていると自覚しているので「あの時はこうだった」「もう一度あの時の話をして」などと、昔の私の記憶を自分の都合の良いものに上書きしようとしてくる事があり、私にはそれがキツかった。

あと、ふとした時に母に触られるとぞわっとする。子どもの時、手を繋ごうとすると「気持ち悪い!」と手をはらわれた事を嫌でも思い出す。

 

弟は弟で、母のところへはボーナス時期に妻子を連れずにやってきて、10万円を置いていくだけだそうだ。(弟は大企業の中間管理職)

 

生まれて初めてケアハウス等をネットで検索する。

これからの世の中、こういう施設に入ってしまえば面会も難しかろう。

久しぶりに母の愛を求め続けたはるか遠い昔の感情がぬっと頭をもたげ寂しい気持ちになる。

 

感情はぐちゃぐちゃだ。

 

photo : EOS kiss X9 10月某日 大阪城公園 植木市にて

 

私のこと

「親ガチャ」という言葉が私を責める

f:id:ar50mama:20211008145759j:plain

関東で地震被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。

最近、日本各地で割と大きな地震が起こっている。

明日は我が身。心して過ごさなければ。

ーーー

昨日は急きょ決まった検査を受けに、手術を受けた病院へ行ってきた。

 

ここのところ目の見え方がおかしくて、3日前、がんの主治医に眼科への紹介状を書いて頂こうとしたのがはじまりだ。

眼科ではなく、すぐに頭のMRI検査をしなければいけなくなった。

私がのん気だったか?がんサバイバーはまず転移を疑え、なんだ。

 

そして先ほど検査結果を聞いた。異常なしとのこと!

すぐに学校へ居る娘にLINEをして伝える。

昼休みだったようですぐに電話がかかてきた。

検査が決まってから図書館で色々な症例を見ていた娘。

(娘は医学科の高学年)

私に何かある度にそんな事をしているので、当然の流れで精神医療が得意分野になってしまっている。

ーーー

すこし前に私はこんなブクマを書いた。

それにしても、親ガチャというスラングが響く社会の、なんと暗いことだろう!

毒親」と違い「親ガチャ」は雑で下品で何より言う方も言われた方も親も子も誰も救われないので流行語大賞とった後、廃れていくと思う

2021/09/27 23:28

私は「親ガチャ」という言葉への抵抗感が強い。

あまりにも脊髄反射気味なので、落ち着いて考えてみた。

 

要するに

「お前みたいなのがよく子ども作ったな」

と自分が責められているような気持ちになるのだ。

 

確かにエゴかもしれない。

自分が被虐待児にもかかわらず「普通の家庭」に憧れて結婚し子どもを作った事は。

頭の良い人達のブログ記事などを読むとぐうの音も出ない。

 

私は精神障害者だ。孫に遺伝するかもしれない。それでも子どもが欲しいという娘と「親ガチャ」について長々と話した。

(娘は彼氏には付き合いだしたばかりの頃に、私の病気の事を伝えている。そういう子)

 

その上で私は思ったんだけど、人は皆が皆、賢いわけじゃないし、強いわけでもなく、理性的でも無い。

社会がこのままだと少子化は進むだろうけど、「親ガチャ」を考えて子どもを作るのを止めよう、というカップルはごく一部なんじゃないかなと。

 

だからこそ、子どもは社会全体で育てるシステム作りを、と思う。

 

photo : iPhone7 2021年10月某日 病院の廊下にて 

私とワーキングメモリー

f:id:ar50mama:20211006165659j:plain

もう5年前になるだろうか。

WAIS-Ⅲを受けた。(WAIS-Ⅲとは?ネットで見つけたこちらの記事をどうぞ↓)

WAIS-III知能検査を受ける意味はなんですか? | すなおクリニック Q&A

WAIS-IIIは、Wechsler Adult Intelligence Scale 3rd editionののことで、16歳以上の方に適応される、知能検査です。知能検査の目的は、知能指数(IQ)を測定することですが、当院でWAIS-IIIを行う意味は、知能指数を想定するよりも、測定する際の様々な検査の結果から、患者さんの得意な面、不得意な面について客観的に把握することにあります。

私が「受けたい」と言った時、精神科の主治医は反対したし、娘も良い顔をしなかった。

主治医の思いは「すでに二次障害のを患ってかなり経つのに今更」というものだったろうし

娘は私が「誰か…働けるお薬下さい」という考えにとらわれているのを知っていたから。

 

当時、大人の自分が発達障害かどうかを調べたい、という人が増えたからか?心理テストは希望者が殺到していて、予約しても半年待ちとかの人もいたと聞く。

 

私は主治医のクリニックと別の医療機関で心理テストを受ける事になった。

当初は「数ヶ月待ち」と言われていたものの、幸いというかキャンセルがいくつかあり、すぐに私の順番がまわってきた。

 

問診や診察で、担当医もADHDだと思ったのだろう(私もそう思っていた)ニコニコ顔で“お薬で伝票処理がサクサクできるようになりました”という女性のエピソードを聞かされた。(双極性障害の患者には禁忌のお薬あり)

 

そして数週間にわたる心理テストの結果、私はADHDでは無いと診断された。

言われたのは「ADHDの人が出来ないところが出来ている」という事。

 

ただ、それぞれのテスト結果をつないだ折れ線グラフに、まるで氷河のクレバスのようにドンと凹んでいる箇所があった。

ワーキングメモリーに関係する所だった。

「学生時代ノートとるの大変やったでしょ?」と医師に言われた。

確かに…

(ちなみに総IQは108でした)

ーーー

痛い出費だったが10代の頃からの違和感が解明したので良しとしている。

まあほんと、今更なんだが。

 

改めて思ったのは発達障害を抱えるお子さんへの療育(発達支援)の大切さだろうか。

 

躁うつのメインのお薬を再開してから、本が読めるようになったので、買った時のまま放置していた本を読んでいる。

 


ケーキの切れない非行少年たち(新潮新書)
 

 

現代の支援スタイルは多くの場合、「いいとこを見つけ褒める」「自身をつけさせる」といったものです。子どもの能力に凸凹があると、苦手なことはそれ以上させると自信をなくすので、得意なところを見つけて伸ばしてあげる。いいところを見つけて伸ばしてあげる、いいところを見つけて褒めてあげる、という方向に行きがちです。支援者は、「そこが伸びる可能性が少ない」としっかり確かめているのでしょうか。もし確かめずに「本人が苦痛だから」っという理由で苦手なことに向かわせていないとしたら、子どもの可能性を潰していることになります。ある意味支援者が障害を作り出していることにもなり兼ねません。

著者の宮口幸治氏(精神科医)の言葉。

この本、終盤にワーキングメモリーレーニングの方法が載っている。

 

あと、このサイトにも。www.ikomaiin.com

*リンクした記事はどれも古いものです。すみません

*余談ですが…基本、前主治医も現主治医も、躁うつは私の育ち等(親からの虐待、夫婦関係)に起因するというお考え

 

photo : EOS kiss X9 10月某日 大阪城公園にて。かわいいツリーハウス風子どもの遊具。店舗内から行けるみたい。何屋さんかチェックせず

 

私のこと

久しぶりに大阪城公園へ行く

f:id:ar50mama:20211003001633j:plain

右足の親指が腫れて痛い。

化学療法で爪が変形しているので傷つけてバイ菌が入ってしまった?

それとも

昔、ここを剥離骨折してしばらくギプスで固定するも、結局くっつかず「痛んだり歩行に支障があったらまた来て下さい。ワイヤーで固定する手術になりますが」と言われたところ…遂にその日が来た?(汗

どちらにしても処置が痛そう…病院行くのが怖い。

 

こういう事になってしまったのには理由があった。昨日から違和感があったのに無理して外出してしまったのだ。

 

娘の授業がお昼で終わると言うので、待ち合わせをして大阪城公園へ行ってきた。

どこもかしこもすいている平日の昼間に娘と出かけられる事はめったにないとあって、足の指の事は娘には言わなかった。

自業自得である。

 

森ノ宮駅方面から大阪城公園へ入るとすぐにスタバがある。

この公園によくお散歩に来ていた時(2020年2月が最後だった。前を歩くハングル語を話すカップルを見て「バレンタインデーを日本で過ごすんやな」と思ったのを覚えてるから)ここのスタバにはよく寄った。

今、めっちゃ美味しいとSNSで評判の期間限定販売中の『焼き芋フラペチーノ』を食べてみたくて、その事を娘に話していた。

しかし、私を外で待たせて入店した娘はすぐに出てきて「sold outやて」と申し訳なさそうな顔をする。

しかし大阪城公園内にはもう1軒スタバがあり(結構距離があるのだけど)電話して売り切れてない事を確認した娘が小走りで買いに行ってくれた。ベンチでのんびり待つ私。

幼い娘と公園という場所へ初めて来たのは20数年前。すっかり親子逆転してしまったなぁ…とやや反省。

『焼き芋フラペチーノ』本当に美味しかったので、特に焼き芋が好きな方は是非。

 

photo : EOS kiss X9 10月某日 森ノ宮駅側から見た大阪城天守閣。曇天→少しだけ小雨の後、青空が見えた

 

私のこと

エンディングノートを買ってみた

f:id:ar50mama:20210926223711j:plain

新型コロナ禍で、エンディングノートというものに関心を持った人も少なくないんじゃないかな。

私は基礎疾患持ちなので、万が一感染して運良く病院へ運ばれても、それが娘と今生の別れになるかもしれない…と思ったのをきっかけに、結構前にamazonエンディングノートを買った。

その前にこんな事もあった。

Twitterでフォローしている方が長い闘病の末、お亡くなりになった。

その事を知ることができたのは、ご家族が本人のアカウントで亡くなった事をツイートされたからだ。

そうしてくれるように本人が亡くなる前にエンディングノートに書き残していたという。

 

パソコン、スマホ、私に限らず、ほとんどの人が、大事なものをそこに入れていると思う。

SNSなどをしたりブログをかいたりしている人も多い。

亡くなった人にとって大切なものとはいえ、伝言が無ければ遺された家族にとっては、このあたりのものをどう扱っていいのか困るだろう。

f:id:ar50mama:20210927201840j:plain

私の選んだエンディングノートにはこんなページがあった。

しかしSNSに関しては…備考に書くしか無い。

 

私自身は、あらかじめ娘に遺しても迷惑じゃ無いだろうと思える思い出の画像データは抜いて、

「PC、スマホは洗濯機に水を張って1晩沈めて」から粗大ゴミとして処分して欲しいと思っている。

始め「ハンマーで粉砕」を考えたがきゃしゃな娘にそれやらせるのは可哀想だから。

(大真面目に書いてます)

 

うちの娘はただでさえ“捨てられない女”だからゴミ化しないと絶対に捨てないでしまい込むと思うのよね。

 

photo : iPhone7 2021年9月某日 マンションから見上げた空

 

私のこと

 

↓私のより、使いやすそう


一番わかりやすい エンディングノート