いつになったら笑えるのだろう

抗がん剤打ちに行くのが憂鬱で仕方ない。

 

クリニックには1年ちょっと前から通っている。

 

最初の半年間は、がん(しかもステージ4)と告知され劇薬を身体に注入されているにもかかわらず、帰りスタバに寄って読書したりショッピングビルをうろついたり、今と違ってのんきなものだった。

 

若い頃から自分も親みたいにいつかがんになるな、最期はがんで死ぬかもな、となんとなく思っていたので告知された時は全く驚かなかった。

 

昔は気になるところがあると検診を受けたし、がん保険にも入っていた。

 

しかし過去10年の間に、精神疾患を患ったり、色々な事が重なって生活が困窮した事などで、保険は解約し調子が悪くても自分を誤魔化して病院へ行かなかった。

 

精神状態は悪化している。

精神科の先生とはもう数か月、対面でゆっくり話していない。

 

 

いや。書きたい事はそんな事じゃなくて…話を元にもどす。

 

大阪の地下鉄に乗ってクリニックへ行きたくない。

 

ここのところの感染者の増え方は変異株が猛威を振るっているからではないか?

 

抗がん剤をうちに行く道すがら最近、気になっている事がある。

 

あの、いつもバス停の近くで談笑していたホームレスの方々はお元気だろうか。

 地下でビッグイシューを売っていたおじさんも元気だろうか?

 

皆、どこへいったんだろう?

 

弱い人から倒れていく。

 

 家の無い人から。

 部屋がひとつだけの家に住む家族から。

 仕事を選べない者から。

 

そんな事を考えまた悲しくなる。