女子ソフトボール決勝を観た。
実はあの試合以来、五輪関連のテレビ放送を避けている。
これがなかなか大変。バラエティ番組にも突然映像が差し込まれるからね。
中学生の時、部活でソフトボールをやっていた。
だからソフトボールは見てしまう。ノスタルジックな気分も入り混じり観ていた。
ソフトボールはアトランタ五輪から正式種目になったが、ロンドンオリンピックで外され、今回東京五輪で復活したものの、再びヨーロッパ(パリ)開催、で外される事が決定しているらしい。
そんな、気の毒な競技であり、上野投手の物語もあり、何より私の中のノスタルジックな気持ちもあり、カナダ戦から観ている。
最終回のマウンドに再び上野投手が上がり、金メダルが決まると
隣の部屋から扉を開け観ていた娘と思わず歓声を上げた。
…そして私は早々にチャンネルを変えた。
(娘は学校で2回のワクチン接種済みだが私はまだ1回のみなので、デルタ株が流行り出した頃から家の中でもなるべく離れて過ごしている。向かい合って話す時はマスク越しである)
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始めに気がついたのはアメリカチームの声だった。テレビカメラが映したのは、ベンチからやや離れたグラウンド内に設置してある柵に並んでもたれノーマスクで大声を上げるアメリカチームのメンバー。
しばらくして日本チームも同様の事をしている事に気付いた。
Twitterではベンチ内で上野投手の腕をマッサージするトレーナーがノーマスクなのを問題視している人が居た。
私は基礎疾患持ちなので普段から神経質になっている。感情より先に身体が反応した。(吐き気)
「金メダルにおめでとう」と私達同様喜んだ人達の中にも
「あの状況はまずいな」
と思った人は少なくなかったのでは。
「いや私もあの中に居たら、あのチームに居たとしたらどうだっただろう」とも考えた。選手たちの気持ちを理解しようとした。
東京の感染者は3000人。総理は「オリンピック止めない。人流は抑えられている」と言う。
人流は抑えられている?
貴方たちは普段から国民の従順さに甘え、流されやすさを利用しているが
皮肉にもそれが感染拡大を大きくしているんじゃないか?
photo : EOS kiss X9 7月某日 近所の神社で。先日の検診の結果が良かったのでお賽銭を奮発した