ある元家族のはなし

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今でもたまに元夫が家族の一員として夢に出てくる事がある。

夢の中の元夫は大概、不機嫌な顔でテレビの前でゴロゴロしており、離婚前そのままの感じなので、寝覚めは最悪である。

 

15年の結婚生活の後、離婚しても娘をはさんで、たまに食事をしたり車で出かけたりしていたから、脳の無意識の層には元夫が“家族”というカテゴリーに未だ含まれたままなのかもしれない。

 

離婚後も3人で出かけたりしていたのは娘の為だったのだが、大人になった娘から

「離婚してもパパとママが会うのが不思議だった」「2人に気を使って疲れた」

と聞かされてショックだった。

子の心、親知らず。

 

娘と元夫は2人だけでもたまに食事に出かけていた。

あの頃、友人からは

「別れた旦那と子どもを自由に会わせるの偉いなあ」

と言われた。

それが珍しい事なのかどうか判らないけど、私には娘を連れて家を出て、彼を独りぼっちにしたという罪悪感があった。

 

養育費の入金はひと月も途切れた事がない。

しかし「俺の周りの男は皆、養育費払ってへんで」と、どや顔で言われて「それはその人らがおかしい!」と返すというやりとりはお約束だった。

 

そんな元夫が再婚した。

 

娘は「パパひとりにしとくの心配やったからよかったわ」と言っている。本心だろう。

私も老後の面倒を見てくれる人が出来たとホッとしている。(娘に負担がかからぬよう…

 

とりあえずもう、もう夢に出やんといてくれー

 

photo : iPhone7 2021年10月某日 病院にて。入院前検査等で滞在時間5時間…

 

私のこと