医療的な記述が含まれていますが医学知識の無い私の雑感です
おととい、3泊4日の入院を終えて帰宅した。
片目の局所麻酔手術で3泊もするとは、、。
(黄斑前膜の手術。中年世代から上は同時に白内障手術もされる)
でも、術後の、まだ使い物にならない、バイ菌入ったらえらい事なる目だし。
不安を抱えたまま家で過ごすより、病院に居る方が安心できたのは確か。
それに今の私に連日の通院はキツイ。
(今は抗がん剤の副作用より、新しい躁うつの薬の副作用からの朝のダルさの方が辛いという有様)
新型コロナ禍で負担増の看護師さん方々にはお世話になった。ややこしい投薬や術後の生活習慣をしつけて頂いた。
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黄斑前膜という病気&手術については再びこちらの記事をリンクさせて頂きました。
入院当日は、病院に着くとすぐにPCR検査を受け、陰性の結果が出たらすぐに執刀医の手術の順番の列に並ぶことが出来る。
今回の手術に関しては、恐怖心より好奇心の方がぶっちぎりで勝っていた。
手術中の痛みはさほど無いという情報を仕入れていたので、後は「点滴差してくれる人、上手い人であってくれ~」という地味な不安しか無かったし。
午後3時頃、手術は約40分程で無事終わった。網膜剥離も無し。
ただ術中、執刀医に
「産まれた時、未熟児やった?」と聞かれ驚いた。
私は今でこそ色々抱えているが、母のお腹から出た時は健康体で体重も3000gを超えていたと聞いているのでその旨を伝えた。
執刀医「網膜が弱いから補強した」そうだ。
(次回の診察日に改めて聞かないといけない案件)
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術前、一番の謎だったのは、手術中のまばたき。我慢するの無理だろ…と。
これは、上下瞼を固定するように強力なシールみたいなものを貼って対処していた。なるほど〜。
つぎに謎だったのが手術中、眼球が動いたらどうするの?という事。
これは意識がはっきりしているので自分で制御可能。薬剤で目の前がボヤけまくっているので器具が目の前に来て反射的に動くという事もなかった。
私は返事をする時、顔を動かすクセがあり「先生に何か言いたい事がある時はまずこれを押して」と、ナースコールみたいなものを握らされたけれども。
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それから…そうそう。特記すべき痛みは2回だけ。
術前も術中も目に色んな液体をかけられるんだけど、その中に超絶しみるものがあってナースコールを押しそうになるも、押しても「痛いですう、、、」しか言う事はないのとりあえず治まるまで我慢した。
あと先生が「目ん玉押すよ」と眼球を押した時。傷口にでも触れたのかな?痛かった。
それにしても「目ん玉」って。
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局所麻酔なので意識がはっきりとあり、入ってくる情報量が多くて、書きたくても私にはとても書ききれないのが辛い。
ただこれだけは書きたかったという事を。
前膜を取り除きやすくする為に、色のついた液体を目ん玉内に注入されるんだけど、ブルーだ!と色がはっきりわかり、それがチュルルルっと眼球内に入って来る様が衝撃的。
そして、細いピンセットで膜を次々と掴んでいく先生の素早い手技もはっきり見えて「うわあ」と。とにかく興奮した。
ええもん見せてもらった、という感じ、忘れられません。
photo : iPhone7 2021年12月某日 入院中にずっと羽織っていたパーカーの左胸のプリント部分。ボクシングファン?いえいえ