朝焼けの桜島
(iPhone7 2019年4月)
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iPhoneの待ちうけ画面の画像を変えた。
“2019年サマソニでレッチリ直前”の娘との2ショット画像から、“同年春、九州新幹線内”で娘とSnowアプリを使って写した2ショット画像へ。
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娘が生まれてからずっと、旅行は私が勝手に「娘の初めて」をテーマにしていた。コロナ前年のあの旅は“九州新幹線”と“桜島”だった。
娘が初めてハマったNHK大河ドラマが『篤姫』だった事もあり、一度はあの雄大な桜島を見せたい気持ちが心の片隅にずっとあった。
私は幼い頃に母方の伯母の家(宮崎)の庭で、桜島が噴煙を上げ灰が降るのを見た事がある。
「ボン」という音がして遠く桜島の方を見ると煙が上がっていた。伯母が「灰が降ってくる」と慌てて物干しの洗濯物を回収していたのを覚えている。(その後の記憶がスッポリ抜け落ちているが、灰から逃れて家の中へ入ったんだろう)地元の人たちは日常茶飯事という感じだった。
最近、危険な噴火があった桜島。大きな災害が起きないよう祈らずにおれない。
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NHK大河といえば、現在『鎌倉殿の13人』にハマる娘。『真田丸』以来かな?
鎌倉も私にとり子どもの頃の思い出の地だ。
横浜に住む叔母家族が鎌倉周辺によく私を連れて行ってくれた。子どもだった事もあり興味の対象が“鳩サブレ”の豊島屋本店とか江ノ電とか「え?大仏の中に入っちゃっていいの?」などだった。
今となれば京都奈良でするように寺社仏閣巡りをしておけば良かったと思うが、そういう子どもはでなかったので仕方ない。
東京の叔父なども加わり、中華街でご馳走を食べた帰り、山下公園の大胆なカップル達に大人たちが困った顔をしていた事、夜の(今は無き)横浜ドリームランドで従姉妹達と大はしゃぎした後、寝床へ入っても身体がずっと揺れている感じがし、なかなか眠れなかった事…思い出は数知れず。
大人になってからは東京へ用事で出かけても、横浜・鎌倉へ行く機会は無かった。
娘は数年前、友人と赤レンガ倉庫などへ行ってきたが、私に何度も思い出話で聞かせられてきた江ノ電には乗らなかったらしい。
「いつか一緒に乗ろう」と言ってくれる。
うーむ。一体いつになる?どういう形にせよコロナ禍で無くなるまで、私も治療頑張ろう(←明日の化学療法が憂鬱な人)